高校までの英語の必要
質問内容
高校までの英語の必要性について高校までの英語って無くした方が良いと思いませんか? 中学~大学入試の期間で誰もが一番勉強されられ、入試での点数も高い科目は英語だと思いますが、時間を費やしたわりに成果が少なく、(金に換算したら途轍もない程の)ものすごい損をしていると思いませんか? ・中学~大学入試までは、数学とか物理とか社会科とか他の科目に重点を置く。 ・英語は大学以降で学びたい人だけ学ばせる。 というように点数主義の英語を切り捨てて、その分、他の科目に注力させれば良いと思っています。 英語なんて大学に入ってからの方が点数に捉われることなく英会話を学べるので、高校までの必須科目から外して、大学での必須科目にすればよいと思います。(全勉強時間の3割以上?を使って)あれだけ学んだ高校英語を、大人になって会話できるレベルまで仕上げて使っている人がどれだけいるのでしょう。 一方で社会科の知識なんて誰もが毎日必要としているのに、理系の学生は簡単なセンター試験さえ通れば済んじゃう。 高校までの無駄な英語学習のせいで、人生で一番脳みそが活発な時期に、本当に必要な知識を吸収するチャンスを多くの日本人が奪われていませんかね。 ・アメリカ人は外国語を学ばなくても、英語がもともと話せるので困らない。 ・日本人は英語を学ばないと、大学進学への選択肢が少なくなってしまう。 このハンデを埋めるためなのでしょうが、何をまず学ぶべきか優先順位を間違っている気がするんです。日本人全員が義務教育でたっぷり時間を使う科目なので、国レベルでものすごい損失のように見え、なくしちゃえ!と思います。 一方で、経済の授業などをもっと面白い内容に改善しつつ義務化させれば、学生が社会に出て働くモチベーションがぐっと向上して、経済発展につながると思うのですが。。。いかがでしょう?
新しいですね。実に興味深い意見だと思います。確かに、今の英語教育なら、高校まではなくしてしまっても差し支えないかもしれないですね。今の英語教育なら。 ただ、あなたのお話は、まだ社会に出ないうちから「英語の優先順位は低いので」と決め付けた上での見解のように見え、少々心もとなく感じます。「本当に必要な知識を吸収するチャンス」を他の科目は奪っていないのか?というと、結局は似たりよったりです。健全な社会生活を営む上で、鎌倉幕府が何年にできたか、とか、二個のサイコロを振った時に12が出る確率は何分の何か、なんてことは大した影響力を持ちません。 おそらくあなたは、好きでもない英語という科目の配点率が高いのが気に食わないのだと思いますが、それと「学生が社会に出て働くモチベーション」を結びつけるのは少々強引かな、と思います。 「経済の授業を義務化して~経済発展につながる」のなら、年金の授業や少子化の授業、税金の授業やら、犯罪の授業を増やしたり、試験科目として取り入れればよりよい社会が生まれますかね?英語に限らず、日本の教育の最大の欠陥は、あなたのような考えの人を大量に生み出してしまっていること。「大学進学に不利」「将来役に立たない」「そんなの知らなくても困らない」等々。英語に限って言うなら、「オレも英語話せるようにならなきゃ!」「英語が話せるようになって、こういうことをやってみたいなあ」というモチベーションをほとんど創出できていないことだと思います。 「英語を学ぶ」ということは、単純に日本語に置き換えるということではなく、「反対側の窓から日本社会を覗く」ことであるべきなのです。日本で当たり前と思われていることが欧米で通じなかったり、その逆だったり、ということを学べるチャンスは英語の授業の中に山ほどあるのですが、殆どの英語のカリキュラムはこれをないがしろにして、下らない文法やら、現地では誰も使っていないような話法やらを詰め込むことに終始し、あなたの言う通り、時間を無駄に浪費しているのです。 でも、今、日本の経済活動は海外を抜きにしては語れません。経済のことを口にするなら、英語の必要性はどんどん増えますし、何よりも社会がそういう人材を求めています。 中高生のうちに、英語ができる、できないと関係なく、日本の外とつながりたい、というモチベーションをたとえ1%でも創出できるチャンスがあるなら、私はその機会はなくしてしまってはいけないと思うのです。学校のあり方、授業のあり方、教師のあり方、全てが見直されれば、その1%を10%にすることも、20%にすることも可能だと私は思っていますが。
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